テキスト77ページ下の例文に進みます。
これは今までとちがって、Step3のところに広くスペースがとってあります。ここに7行くらい書きます。準備しておいてください。
それでは2文を1文にしてみましょう。Step1、Step2、Step3です。やってみてください。
最後のStep3は7行分空けておいてくださいよ。
Step1、2つの文の中の同じ人やモノに〇をつけます。
〇は2つの文でそれぞれ1つずつ、合計2つ。
the houseとitに〇をつけましたか? 今回もThat is the house.という文はSVCの第2文型です。S=Cですから主語である「That(あれは)」と補語である「the house(家)」は同じモノです。
「よりあいまいな方(より説明が必要な方)に〇をつける」ですから、「the house(家)」の方がよりあいまいです。
Step2、2つ目の〇を関係代名詞に変えます。〇はモノですね。そして2つ目の文の中で〇(it)は、前置詞の後で便宜的に「前置詞の目的語」でした。モノで目的格ですからwhichです。thatでもいいですが、前置詞を前に置く場合はthatじゃダメですよ。
2つ目の〇、itを関係代名詞whichに変えておいてください。
Step3、「もう1つの〇の直後にStep2の関係代名詞をつける」です。
まず、1つ目の文を〇がくるまで書きます。
That is the house which
それから(注意3)、その後に2つ目の残りの文を続けます。
That is the house which my friend lives in.
whichは目的格の関係代名詞ですから、省略可能です。
そして今回のポイント。
前置詞inを関係代名詞の前に置いてもいいです。その文を下に書いておきましょう。これが2行目です。
That is the house in which my friend lives.
ここで注意点です。先ほども言いましたが、前置詞を関係代名詞の前に置く場合、whichをthatにはできません。また、目的格でも省略はできませんよ。
7行目のうちの3行目にはこう書いてもらいます。
まず、2行目のin whichに下線を引いてください。
in which こんな感じです。
その下にこう書いてください。
前置詞+関係代名詞
inが前置詞で、whichが関係代名詞なのでそのままです。これが3行目です。
その下にはこう書いてください。
=前置詞+接続詞+代名詞
関係代名詞の最初で説明しましたが、関係代名詞は接続詞と代名詞の働きがあると言いました。だから分解してみた感じです。これが4行目です。
その下にはこう書いてください。
=接続詞+副詞
前置詞と名詞(代名詞)は副詞か形容詞の働きになるのでした。今回の2番目の文のin itのところは、一語で表すとthere、「そこに」という副詞です。「そこに住む」のように、動詞liveを修飾(説明)しているので副詞ですね。ですから、前置詞と代名詞を副詞に置き換えました。これが5行目です。あと2行です。
その下にはこう書いてください。
=関係副詞
接続詞と代名詞の働きをもつのが関係代名詞なら、接続詞と副詞の働きをもつのが関係副詞です。このあとテキスト84ページで勉強します。これが6行目です。
最後にこう書いてください。
=where
詳しくは84ページで説明しますが、これが関係副詞です。前置詞+関係代名詞が関係副詞になる流れがわかってくれればそれでいいです。数学みたいになってますが、面白がってくれれば幸いです。