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2025年4月7日月曜日

不定詞(20)(h) seem to~ ⇔ It seems that~ 56ページ①

 

56ページを開いてください。

 

(h)seem to ~ It seems that ~ に進みます。        

 

これは、P.55 (g)「時制のズレ」があるかないかの確認です。よくある書きかえなので、しっかり理解しておいてください。「理解」ですよ。「暗記」じゃありません。

 

to + 動詞の原形>だと「時制のズレ」がないto + have + 過去分詞>だと「時制のズレ」がある、でしたね。

 

四つの例文を確認してみましょう。

 

右辺を見てください。

 

一番目と三番目がto + 動詞の原形>。二番目と四番目がto + have + 過去分詞>ですね。

 

右辺のメインの動詞の時制はどうでしょう。

 

一番目と二番目がseems現在形です。三番目と四番目がseemed過去形です。

 

左辺を見てください。

 

一番目のメインの()動詞がis現在形thatの中の動詞がis現在形です。三番目のメインの()動詞がwas過去形thatの中の動詞がwas過去形です。まったく同じ時制です。

 

右辺では、一番目と三番目がto + 動詞の原形>だったので、「時制のズレ」がないことが確認できます。

 

 

一方、左辺において、二番目のメインの()動詞がis現在形thatの中の動詞がwas過去形です。四番目のメインの()動詞がwas過去形thatの中の動詞がhad been過去完了形です。時制がズレているのがわかりますか。

 

右辺では、二番目と四番目がto + have + 過去分詞>だったので、「時制のズレ」があることがわかると思います。

 

つまりto + have + 過去分詞>が、メインの動詞より昔のことを表そうとしているのです。