(i)に進みます。「不定詞の意味上の主語」の勉強をしましょう。「不定詞の意味上の主語」とは、不定詞の動作を実際にする人のことです。
どういうことか、i-1の例文で見てみましょう。
いわゆるIt…for―to~の文です。日本語訳を書くスペースがありませんが、空いているスペースに書いてください。どうぞ。
It…for―to~の文は、「―にとって~することは…だ」のように訳しますね。
「私たちにとって英語を勉強することは重要だ」
この例文のfor usのus (「私たち」)が「不定詞の意味上の主語」です。不定詞の部分は、「勉強すること」で、実際に「勉強する」のは「私たち」ということです。
=の右側のthat節以下の主語がwe (「私たち」)で動詞がstudy (「勉強する」)になっていることからもわかると思います。ちなみにその例文中のshouldは、テキスト25ページj-3で勉強しましたね。
話を元に戻します。
このように「不定詞の意味上の主語」は、to不定詞の前に「for 人」のかたちで置くのが基本形です。その基本形は、頭に入れておいた上で別パターンもあるので、覚えてください。