(c)副詞的用法に進みます。
ここは理解するべきことがたくさんあるので、頑張りましょう。最初の2つは中学で学びました。確認してみましょう。
c-1「~するために」です。
会話でも、長文でも一番よく使われています。副詞的用法なら、まずこれを疑うべきです。不定詞ならこれで訳してみるという方がいいでしょう。最初の例文を訳してください。
artは、「美術」でも「芸術」でもいいです。
「私は美術を勉強するためにパリに行った」
テキスト8ページのc-3副詞節でも話しましたが、この副詞的用法の「~するために」は、ネイティブに言わせれば「動詞」だそうです。
確かに、「私はパリに行った、そして美術を勉強する」と考えてもいいですね。テキスト10ページの目的語や補語のところで説明したような、不定詞の「未来イメージ」とも合致します。
目的を表すto不定詞は、in order toやso as toと書きかえができます。
例文の下の、=の横に書きかえを書いてください。
= I went to
Paris in order to study art.
= I went to
Paris so as to study art.
このso as toは、この後、テキスト52ページの一番上で出てくる「so…as to~」と間違えないようにしてください。soとas toの間に何か単語が入ります。