(c)独立分詞構文に進みます。Step2の(注意1)です。
68ページでも説明しましたが、従属節の主語と主節の主語が違ったら、主語は消さずに残すってやつです。消しちゃったら誰がその動作をするのかわからなくなっちゃうからでしたね。この従属節の主語を残した分詞構文が独立分詞構文でした。
今回の例文は、またちょっと例外的な文です。それでも文法問題ではよく見かけますよ。
さっそく作ってみましょう。できる人は自力でやって確認してください。
(Step1)接続詞Asを消しましょう。✕をつけてください。
(Step2)メインの文の主語と同じなら主語も消す。今回の従属節の主語がクセモノです。五文型でSVOCを指摘していたことを思い出してみましょう。
There is ~、 There are ~の文の主語は「~」の部分でした。ですから、今回の例文でいうと従属節の主語はno bus serviceです。主節の主語がweなので、同じではありません。
主語no bus serviceは消さずに残します。ただし、今回はthereをさも主語であるかのように残すのです。これが例外的なパターンです。
(Step3)動詞を~ingにする。動詞isを~ingにして、beingにしてください。
( )の中にThere beingと入れてください。Thereがさも主語のようにbeingの前にあります。
There being ~ という分詞構文は、There is(was) ~、 There are(were) ~の文ということになります。