それでは例外という名の注意点をいくつか説明していきます。
まずはStep2の(注意1)です。
接続詞の方(従属節)の主語とメインの文(主節)の主語が違ったらどうするの?と思った人への回答です。
従属節の主語と主節の主語が違ったら、主語は消さずに残します。消しちゃったら誰がその動作をするのかわからなくなっちゃうからです。この従属節の主語を残した分詞構文を独立分詞構文なんて言います。名前なんて忘れても構いません。69ページ(c)でも説明があります。
テキストに戻って例文で解説します。Step2の(注意1)の例文です。
As it is fine~という例文です。できそうなら自力でやってみてもいいですよ。ここで読むのを止めて、自分でやってみてから解答として下の解説読んでください。
(Step1)は接続詞Asを消しましょう。✕をつけてください。
(Step2)が今回のポイントです。従属節の主語がitで主節の主語がweで、同じではありません。この場合はitを消さずにそのままにします。ですから(Step2)では接続詞Asに×をつけたままで他は何も変えません。
(Step3)の( )にはそれぞれ、(Step2)で残した主語It(文頭なので大文字に)と動詞isを~ingにしたbeingを入れてください。( It )( being )となります。