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2025年7月9日水曜日

関係代名詞(2)(a)関係代名詞を使って2文を1文にする方法 73ページ➁

 

テキスト73ページを開いてください。(a)関係代名詞を使って2文を1文にする方法を学びましょう。

 

先ほど言ったように、関係代名詞には、メインの文と関係詞が導く文の2文をつなげる接続詞の働きがあります。そうであれば、その2文を1つにする方法を確立することが関係代名詞を理解するのに役立つことは言うまでもありません。

 

さっそくやってみましょうか。

 

いつものようにStep1233段階といくつもの注意点があります。順番に理解して、自力でできるようになるまで練習していきましょう。

 

テキスト74ページの一番上の2文から説明していきます。73ページを見ながらなのでちょっと大変ですけど慣れれば73ページを見なくてもできるようになります。

 

それではStep1です。2つの文の中の同じ人やモノに〇をつけましょう。(注意1が重要です。〇は2つの文でそれぞれ1つずつ、合計2ですからね。気をつけてください。やってみましょう、どうぞ。

 

 

 

 

 

 

このあとの例もほぼ全部そうなんですが、2つ目の〇は2つ目の文中の代名詞(I-my-me-mineの表)です。それはそのはずですよね。1番目の文で一度出た人やモノと同じ人やモノを2番目の文では代名詞(名詞の代わり)に置きかえるのが英語のルールですから。

 

 

 

 

 

 

a friendHeに〇がついていますか? 2番目の文のHe、彼って私が持っているa friend、友だちのことですもんね。同じ人です。

 

 

次にStep2に進みます。2つ目の〇を関係代名詞に変えます。テキスト73ページのStep2の下にスペースが空いていると思います。そこには関係代名詞の表を書いてもらいます。


こんな感じです。

 


書いたら、この表について説明します。

 

表の中に「人」「物」って書いてあって、「〇が人か物か」と書いてありますね。Step1で〇を2つけましたね。その〇が「人」か「物」かで、表のどこを見るか決まるってことです。

 

次に一番上を見てください。「主格 ~は、~が」「所有格 ~の」「目的格 ~を、~に」のどれを選ぶかは欄外に書いてありますね。2つ目の文の中で〇がどんな働きをしているか」 この2つ目の文の中」ってところが第一のポイントです。1つ目の文はメインの文ではありますが、関係代名詞の選択には一切影響を与えません。

 

そして第二のポイント、「〇がどんな働きをしているか」です。〇が文の先頭で主語になっているか、名詞の前でI-my-me-mineの表の左から2番目になっているか、動詞の後ろで目的語になっているかで、それぞれ主格、所有格、目的格のどれを選択するか決まるんです。

 

 

 

表の中には( )に入っている単語もあります。それはどれを選んでもいいことを表しています。所有格以外はthatが使えます

 

また目的格のwhomですが、whowhichに比べてあまり見かけないと思います。だからよく見かけるwhoで代用することもあります。

 

でも目的格で一番多いのは、表の右欄外に書いていますね。「省略」です。これはちょっと大事なので、あとで目的格の例文の時にもう少し詳しく説明します。


それでは今回の例文(74ページ一番上の例文)で確認してみましょう。a friendHeに〇がついていますから、〇は「人」です。そして2つ目の文の中で〇(He)は、文頭で主語になっています。Heは、I-my-me-mineの表の中で一番左だからと言ってもいいです。he-his-him-hisですもんね。

 

以上のことから、選ぶべき関係代名詞はwhoです。もちろん( )内にあるthatでもいいです。

 

これでStep2完了です。2つ目の〇、Heを関係代名詞whoに変えておいてください。

 

 

Step3です。いよいよ2文を1文にします。その時にこのStep3が一番大事です。間違えている人はここを知らないから間違えているケースがほとんどです。

 

まず1つ目の文を書きます。これはメインの文です。そして今回のポイント、「もう1つの〇の直後にStep2の関係代名詞をつける」です。この「もう1つの〇」ってのは結局1つ目の文の中の1つ目の〇のことです。

 

つまり、まず1つ目の文を書いていくのですが、全部書くのではなく、1つ目の〇まで書くのです。間違えている人はここをわかってない人が大半です。何でもかんでも1つ目(メイン)の文の最後に関係代名詞をつければいいと思っている人が多いのです。

 

関係代名詞を初めて学ぶのは中学校で、そこまでしっかり教えられないので仕方ないかもしれません。

 

私の生徒は中学生であっても、この「2文を1文にする方法」を指導するので完ぺきです。あとで楽をしたいので通常の中学で習わない範囲まで教えてしまいます。

 

Step3に戻りますよ。今、I have a friendまで書いたかと思います。1つ目の〇がa friendなのでそこまで書きます。そしてStep3「もう1つの〇の直後にStep2の関係代名詞をつける」です。「もう1つの〇」とは1つ目の〇なので、a friendの直後に先ほど選んだ関係代名詞whoをつければいいです。

 

I have a friend whoまで書けましたか?

 

それから(注意3です。「関係代名詞の後に2つ目の文を続ける」とあります。

 

1つ目の文はもうすでにすべて書き終えていますが、2つ目の文はまだ残っていますね。Hewhoに変わり、もうfriendの後ろに書きました。残りは、runs very fastです。これを関係代名詞の後に続けます。

 

I have a friend who runs very fast. と、なっていますか?

 

2つ目の文(who以下で、よく「関係代名詞が導く節」なんて言います)が直前のa friend(一つ目の〇で、その名詞を「先行詞」と言います)を説明するような文です。

 

「私はとても速く走る友だちを持っている」「私にはとても速く走る友だちがいる」でもいいです。

 

日本語訳の特徴として説明する言葉は前にきていますね。ですから日本語訳においては、先行詞であるa friendの訳「友だち」より、2つ目の文の訳「<とても速く走る>」が先にきています。


 「私は<とても速く走る>友だちを持っている」「私には<とても速く走る>友だちがいる」


この構造はちゃんと理解しておいてください。和訳や英作文のときに楽になります。読解のときはそれほど意識しないでいいです。意識すると遅くなるので、頭から読解して、関係詞きたら「あー、ここから修飾(説明)か」くらいでいいですよ。慣れれば、それすら意識しませんけどね。