テキスト75ページに進みましょう。また例文が3つあります。どんどん練習してみてください。一つずつ解説していきます。
75ページ、一番上の例文です。
Step1、2つの文の中の同じ人やモノに〇をつけます。
〇は2つの文でそれぞれ1つずつ、合計2つです。
The bookとItに〇をつけましたか? 今回もThe book is yours.という文はSVCの第2文型です。S=Cですから主語である「The book(本)」と補語である「yours(あなたのもの)」は同じモノです。
「よりあいまいな方(より説明が必要な方)に〇をつける」ですから、「The book(本)」の方がよりあいまいで、説明が必要だとわかります。「yours(あなたのもの)」はこれ以上説明することはできなさそうです。
Step2、2つ目の〇を関係代名詞に変えます。〇はモノですね。そして2つ目の文の中で〇(It)は、文頭で主語になっています。モノで主格ですからwhich(that)です。
2つ目の〇、Itを関係代名詞whichに変えておいてください。
もちろんthatでもいいのですが、学校の定期テストでは「thatが好まれる場合を除いてthatを選ばないように」などと制限がされる時があります。関係代名詞の表の6つのうち4つはthatなのですから、すべてthatを選んでもかなり正解してしまいます。その対策として、しっかりと覚えておいてください。
Step3、「もう1つの〇の直後にStep2の関係代名詞をつける」です。
まず、1つ目の文を〇がくるまで書きます。今回も文の最後ではなく、文頭に〇があります。
The book
〇があるので、ここでまずストップです。それから「もう1つの〇の直後にStep2の関係代名詞をつける」です。
The book which
それから(注意3)、その後に2つ目の残りの文を続けます。
The book which is on the table
最後に(注意4)、この後に1つ目の文の残りを続けるのです。
The book which is on the table is yours.
「テーブルの上にあるその本はあなたのものです」