c-6に進みます。
最上級を強める表現です。テキスト91ページのb-6で比較級を強める表現は勉強しました。
比較級を強める表現として基本はmuchでしたね。最上級を強める表現としてmuchもあります。困ったもんです。でもそこまで心配いりません。受験英語は「忖度」ですから。
最上級を強める表現の基本は最初に書いてあるveryです。
バンドや歌手のシングル曲を集めたベスト盤の中に「ザ・ベリー・ベスト~」というのを見聞きしたことはないですか?
the very bestですから最上級のbestをveryが強めています。これで基本形は覚えてしまいましょう。このパターンが例文の一つ目です。
二つ目がmuchです。比較級を強める表現の一番手なのにね。先ほどのveryとは位置関係が違いますから、間違えないように。特にtheの位置に気をつけてください。「much the 最上級」です。
そしてby farです。比較級を強める表現にでも出ています。文末か「by far the最上級」です。比較級を強める表現と似通っているのであわせて覚えるのが良いです。
とにかく位置関係を全力で理解しておくことです。文法問題で4択とかだったら、位置関係で判断するしかない時もあります。このテキストに書いてあるものだけ理解しておけば大丈夫ですから位置関係込みで覚えちゃいましょう。
例文を日本語訳しておきましょう。
最上級を強める表現は「断トツで~」「ずばぬけて~」のような訳になります。
「マイクは彼のクラスで断トツで一番背が高い」
ちなみに「断トツ」という日本語って「断然トップ」の略だそうです。「断然トップで一番~」という表現は、何かしつこいような、二重に表現している気がしますね。「チゲ鍋」みたいなもんです。「チゲ」って「鍋料理」を指すそうです。