(2)
に進みます。テキスト62ページです。
このworthは前置詞なんです。だからその後は動名詞がきています。さっそく日本語にしてください。
worthwhileという語もあります。これは形容詞です。It is worthwhile
reading these books.のように使われます。この時、itは形式主語で本当の主語はreading these booksです。ということは、It is worthwhile to read these books.という文も可能なわけです。主語になれるのは「名詞・代名詞またはそれに相当する語・句・節」と勉強しましたね。名詞に相当する語である動名詞reading these booksが主語になれますし、名詞に相当する句である不定詞の名詞的用法to read these booksが主語になることだっていいのです。
品詞を理解(worthは前置詞、worthwhileは形容詞)しておくと、動名詞か不定詞のどちらを使うか迷ったときに役立ちます。それでは問題です。
It is worth (read) these books. ( )内のreadを適切なカタチにしてみましょう。
少し時間あげます。そのあと日本語訳も確認しましょう。
It is worth reading these books. 答えはreadingです。worthは前置詞だからその後は動名詞ですよね。いいですか?日本語訳も確認してください。
「これらの本は読む価値がある」
(3)
に進みましょう。
これは「=」の後の書きかえが、次の(4)と似ているので気をつけてください。
no useが「使えない」感があるので、「使えない」→「~してもむだ」となって、訳は苦労しないかなと思います。
日本語訳どうぞ。
これはことわざです。spiltは、spill(こぼす)の過去形・過去分詞形です。spilledでもいいです。むしろ北米英語ではspilledの方が一般的です。今回は過去分詞で次のmilkを修飾(説明)しています。
「こぼれたミルクを嘆いてもむだだ」「こぼれた牛乳を泣いてもむだだ」でもいいですよ。日本語のことわざでは「覆水盆に返らず」と言いますね。もちろんその訳でもいいです。直接的な訳と良い日本語訳と両方書いておくのが良いですね。
(4)
に進みます。
(3)の書きかえと似ていますね。よく間違い探しで出ます。書きかえもあわせて覚えましょう。文法問題でもよく出るので何度か問題解けば慣れますよ。
日本語訳どうぞ。
what以下の文は、whatが疑問詞で間接疑問文と解釈して「何が~」としてもいいですし、先行詞を含む関係詞のwhatと解釈して「~すること」のようにしてもいいです。どちらでも意味が通ります。やってみましょうか。
「明日何が起こるかを言うことはできない」
「明日起きることを言うことはできない」
どちらでも意味が通りますね。それにそれほど意味に差がないのでどちらで解釈しても問題ないです。tellを「話す」「伝える」「語る」「告げる」「知らせる」などとしてもいいですよ。