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2025年4月7日月曜日

不定詞(22)(i) 不定詞の意味上の主語 i-2 56ページ③

 

i-2を見てください。to不定詞の前にfor 人」のかたちで置くのが基本形とi-1で言いましたが、今回はto不定詞の前に「of 人」のかたちです。

 

まずは日本語訳してみましょう。またまた( )が無いので空いているスペースに書いてみてください。

 

 

 

 

 

 

 Itoftoの文は、「~するなんて、だ」のように訳しましょうか。

 


 

 

 

 

 「そう言ってくれるなんて、あなたは親切だ」

「そう言うなんて」くらいでもいいですね。また、直訳でなければ「そう言ってくれるのは親切なことだ」とか「そう言ってくださるのはありがたい」というように「あなた」無しの訳もありです。

 

ここで問題なのは、for 人」なのか「of 人」なのかです。これは、どの参考書にも書いてあるのでつまらないですが説明します。

 

今回の例文のように、Itofto~の「…」と「―」をbe動詞でつなげることができれば「of 人」です。テキストの例文にも「=」の後に You are kind to say so.と書いてあります。「親切」なのは「あなた」なのです。

 

よくItofto~の「…」の部分が人の性質を表すような言葉careless「不注意」とか、stupid「おろか」、rude「無礼」の時は「of 人」のかたちになると書いてあります。

 

まぁ、Itofto~の「…」と「―」をbe動詞でつなげて意味が通るということは補語になります。「人」=「人の性質」となるのも当然と言えば当然です。

 

Itforto~の時はどうでしょう。i-1の例文 It is important for us to study English.で見てみましょう。

 

Itforto~の「…」と「―」をbe動詞でつなげると、We are importantとなります。「私たちは重要だ」となります。ん? 今回の例文で「重要」なのは「私たち」ではなくて、「英語を勉強すること」なので、意味が通らないと判断できます。そんなときはfor 人」です。