次に【注目】のところを見てください。テキスト55ページです。
これまで使役動詞のmake、have、letを勉強してきましたが、getも重要です。
まずカタチですが、getのあと目的語がきて、原形不定詞ではなくto不定詞がきます。
テスト問題に出しやすいというのがわかりますね。ややこしいからです。
何でそんな面倒なことを…と文句を言わずに、「ハイハイ、覚えればいいんでしょ。さっさと覚えて、良い点とって、大学に入りますよ」と切り替えてください。そっちの方が時間を無駄にせずに済みます。
使役動詞getは、目的語とそのあとの言葉が〈主語+動詞の関係〉であれば、to不定詞がきます。日本語訳は、使役動詞haveと同じです。
例文を日本語にしてみましょう。どうぞ。
これも( )に埋めるだけです。
最初の( )に「トム」、次の( )に「修理」と入れてください。
次に(注意)です。これも使役動詞haveと同じです。受動態になりません。前にも言ったように、みなさんはこんなこと知らなくても困りません。
次に(参考)を見てください。こちらは大事です。(注意)の方が、語気が強いですね。すみません。
使役動詞getも、目的語のあと、原形不定詞だけでなく分詞もきます。詳しくは、テキスト66ページの(f)でお話しします。テキストには、P.65(e)となっています。修正してください。
getのあと、目的語と補語に当たる次の分詞が〈主語+動詞の関係〉なら現在分詞、〈受け身の関係〉なら過去分詞になります。
現在分詞の方は、例のクセモノです。数が少ないアレです。忖度してください。
目的語とそのあとの言葉が〈受け身の関係〉であれば、過去分詞がきます。これは通常通りです。
使役動詞getまとめます。
使役動詞getのあとは、〈主語+動詞の関係〉ならto不定詞、〈受け身の関係〉なら過去分詞としておきましょう。
ただし、現在分詞もあります。どんなときか。
「動いている感」があるときですね。
66ページの上から二番目の例文を見てください。機械が「動いている」でしょう。