53ページを開いてください。(e) be to 不定詞に進みましょう。
この文法事項は、形としては「be to 不定詞」ですが、e-1からe-5まで用法が5つに分かれていて、意味を区別させて訳し分ける必要があります。
面倒だなと思った人は安心してください。簡単ですから。
「be to 不定詞」の用法は、メジャーな助動詞だと思えば良いだけです。
e-1とe-2は、will。e-3は、shouldかmust。e-4は、canです。そのどれにも当てはまらないものだけe-5の用法にすればいいです。
一つずつ見ていきましょう。
e-1は、「予定」です。willも「予定」の意味がありますね。「~する予定だ」とか「~するだろう」と訳します。
最初の例文どうぞ。
“Mike will
come here tomorrow.”と同じってことです。
「マイクは明日ここに来る予定です。」「来るだろう」でもいいです。
今回のtomorrowのように未来を表す言葉がきたとき、これかもって思ってください。
e-2も、willです。willには「意志」もあります。「~するつもりです」と訳しましょう。
例文どうぞ。
callの訳は注意です。「呼ぶ」「電話する」を文脈から判断してください。こんなとこで「呼ぶ」かなぁってところで「呼ぶ」にしてしまう生徒をよく見かけますよ。
「もしあなたがここに来るつもりなら、あなたは私に電話しなければならない」
「お~い、俺、ここに来るよ~」と呼ばないですよ、きっと。
テキストには、「条件節でつかわれる」と書いてありますね。要は、ifのような「もし~ならば」の文です。
今回の例文もifありますね。willに置き換えて“If you will come here, you have to call me.”と同じです。
14ページの最後の(注意)で勉強しました。
willは「意志」なので、「未来」を表しているとは言えません。だからメインの文(主節)で未来を表して(have toはこれからの話ですね)いても、メインではない文(従属節)でもwillをつかってもいいのでしたね。