(d)に進みましょう。不定詞の否定です。
不定詞の前にnotやneverをつけましょう。
この不定詞の否定と普通の否定文の何が違うのかは日本語訳で確認してみましょう。
最初は、日本語訳がついています。その次が、不定詞の否定です。不定詞の前にnotがついていますね。
see「会う」だけ否定してみてください。どうぞ。
(参考)の否定文も訳してみましょう。文自体が否定文です。日本語でいうと最後を否定すると否定文の訳です。どうぞ。
「マイクはジェーンに会おうとしなかった」となります。
二つの違いがわかりますか。最初の文は、マイクがジェーンをあえて避けている感じですが、ばったり出くわすことくらいはありそうですね。二番目の例文では、マイクはジェーンにかたくなに会いにいかなかったという感じで、勝手なイメージですけどソファーに座って一歩も動かなさそうです。
ただし、どちらもマイクはジェーンに会わない感じですから違いは明確ではない気がしますね。
次の例文は、違いがより明確になります。二つとも訳してみましょう。どうぞ。
pretendは、「~のふりをする」ですね。受験生なら知っておくべき英単語です。
最初の例文は、
「彼女は私の友だちではないふりをした」です。
二番目の例文は、
「彼女は私の友だちのふりをしなかった」です。
最初の例文では、実際は「彼女」は「私」の友だちなのに、どういうわけか友だちじゃないふりをしたということです。
一方、二番目の例文では、「私」は「彼女」に友だちのふりをしてくれと頼んでいたのでしょうか。しかし、実際は友だちのふりをしなかったということです。
最初の例文は、二人が実際は友だちですが、二番目の例文では、二人は友だちではありません。全く違う意味になっているのがわかると思います。