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c-4の「~してその結果」に進みます。
これは、少し訳しづらい英文です。ポイントは、頭から訳していって、「そしてその結果」とつけて、最後にto不定詞以下を訳すことです。
例文を訳してみましょう。
livedは、「住んでいた」ではなく「生きた」の方がいいです。
「その女性は生きた、そしてその結果100歳になった」
要は、その女性は100歳まで生きたってことです。
このc-4は、変な例文が多いのも特徴です。起きたら道路で寝ているのがわかったとか、目覚めたら女の子が立っていたとか、ちょっと怖い文が多いので気づきやすいかもしれません。
次に、only toとnever toです。慣用表現的なくくりで参考書には書かれていることが多いですが、これらは「~してその結果」です。
頭から訳して、only toは「~しただけだった」だし、とnever toは「二度と~しなかった」のです。
最初の例文を訳してみましょう。
アメリカでは、ショッピングモールなど郊外型の店が多くなり、いわゆる「中心街」は廃れてシャッター通りと化してしまった小さな都市もあります。しかし、大都市の「中心街」は元気ですし、中規模の都市でも勢いのある新興企業が生まれて「中心街」が活性化した例もあります。
「彼女は中心街へ行った、そしてその結果、家に財布を忘れたとわかっただけだった」
サザエさんの話です。
二番目の例文どうぞ。
最初の例文のleftは、「残す」という意味のleaveの過去形でした。「家に財布を残した」イコール「家に財布を忘れた」今回のleftはどうでしょうか。
「彼は彼の故郷を出た、そしてその結果、二度と戻って来なかった」