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2025年4月11日金曜日

動名詞(7)c-4 動名詞と不定詞で意味が変わる動詞② 60ページ①

 

60ページに進みます。

 

forgetです。動名詞の方、左側の( )内には「~したことを忘れる」と書いてください。不定詞の方、右側の( )内には「(これから)~するのを忘れる」と書いてください。

 

それでは下の例文2つの日本語訳をどうぞ。

 


 

 

 

 

これもrememberの例文同様、使われている単語はほぼ同じです。動名詞か不定詞かの違い、「~した」のか「これから~する」のかの違いだけです。

 


 

 

 

 

 動名詞の方、上の例文です。

「私は彼女に会ったことを決して忘れない」

 

次に不定詞の方、下の例文です。

「私は彼女に会うのを決して忘れない」

 

上の方は、過去に「彼女に会った」ことを忘れないという意味ですね。下の方は、まだ彼女に会っていないのですが、これから「彼女に会う」ことを忘れないという意味です。これから「彼女に会う」予定があるのでしょう。それを忘れないということです。

 

これも動名詞の「過去イメージ」不定詞の「未来イメージ」そのままです。

 

 

 次に進みましょう。tryです。

 

動名詞の方、左側の( )内には「試しに~する」と書いてください。不定詞の方、右側の( )内には「~しようとする」と書いてください。

 

それでは下の例文2つの日本語訳をどうぞ。

 

 

 

 

 

 

これも、使われている単語はほぼ同じです。動名詞か不定詞かの違いだけです。この方がその違いがはっきりして、理解しやすいのではないかと思っています。一応、そういうところも考えています。

 

 

 

 

 


動名詞の方、上の例文です。

「私は試しに寿司を食べた」

 

次に不定詞の方、下の例文です。

「私は寿司を食べようとした」

 

上の方は、過去に実際に「寿司を食べた」という意味です。下の方は、「寿司を食べようとした」だけで実際には食べていません。

 

実際にしたことは、動名詞の「過去イメージ」まだしていないことは不定詞の「未来イメージ」でしっくりきますね。

 

 

最後は、need(want)です。

 

これは重要です。と言うのも、needwant不定詞があとに続くイメージの強い動詞だからです。

 

こういう「引っかけ」が「受験英語」では重要です。なぜなら、テストは「できる人を選ぶ」のではなく「できない人を落とす」ためにあるからでしたね。

 

need(want) ingの横の( )には「~される必要がある」と書いてください。

 

日本語訳いきましょうか。

 

 

 

 

 

 

repairは大丈夫ですか?「修理する」ですよ。最近は看板で「リペア」と書いてあるのをよく見かけます。靴などを「修理する」お店です。

 

 

 

 

 

 

「これらの靴は修理される必要がある」 「この靴は」でもいいですよ。

 

その例文の下の書きかえにあるように不定詞がきてもいいです。その代わりto be repairedと受け身の形をとっていますね。

 

このneed(want) ingの文の特徴として、主語がモノになる傾向が強いです。「~される必要がある」となるとモノが多いのは明らかですね。

 

これからはneedwantのあとにくる単語としてやみくもに不定詞を選ぶのではなく、主語を確認してモノなら動名詞もあるぞと思ってください。