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2025年4月11日金曜日

動名詞(6)c-4 動名詞と不定詞で意味が変わる動詞① 59ページ④

 

c-4に進みます。c-3と違って「受験英語」において、こちらは重要です。

 

動名詞と不定詞で意味が変わるので、ちゃんと理解していない人は問題に正解できません。

 

結局、一つ問題があってそれにみなさんが答えるというテストにおいて「正解が一つ」というのは非常にわかりやすく、問題も作りやすいのです。

 

そして何より大事なことは、テストは何のためにあるかと言うと、みなさんを選別するためです。もっと言うと、「できる人を選ぶ」のではなく「できない人を落とす」ためにあります。

 

そういう意味では、ちゃんと理解していない人は問題に正解できず落とされていきます。だから、ここは重要なんですね。

 

ちゃんと理解できるように頑張りましょう。比較的簡単ですよ。

 

 

まずは、remember。動名詞の方、左側の( )内には「~したことを覚えている」と書いてください。不定詞の方、右側の( )内には「(これから)~するのを覚えている」と書いてください。

 

今まで勉強してきた私たちには簡単です。動名詞の「過去イメージ」不定詞の「未来イメージ」そのままです。

 

不定詞の方の「(これから)」という語を入れておくと不定詞の「未来イメージ」がはっきりしますから書いておいてくださいね。ただし、日本語訳しろという時には入れなくてもいいです。

 

「覚えている」というところは「忘れない」という訳にしてもいいです。そういうケースもよく見ます。

 

それでは下の例文2つの日本語訳をどうぞ。

 

 

 

 

 

 

使われている単語はほぼ同じです。動名詞か不定詞かの違いだけです。「~した」のか「これから~する」のかの違いだけです。日本語訳でその違いを確認してみましょう。

 

 

 

 

 

 

動名詞の方、上の例文です。

「私はそのドアの鍵をかけたのを覚えている」

 

次に不定詞の方、下の例文です。

「私はそのドアの鍵をかけるのを覚えている」

 

上の方は、過去に「ドアの鍵をロックした」ことを覚えているという意味ですね。下の方は、ドアはまだロックされていないのですが、これから「ドアの鍵をロックする」ことを忘れずに覚えているという意味です。

 

動名詞の「過去イメージ」不定詞の「未来イメージ」がしっくりきます。