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2022年3月31日木曜日

五文型   動詞(V) (3)

 

それでは、3番目の例文に進みます。

 

勘の良いあなたなら気づきます。問題を出しますよ。

 

haveプラス過去分詞で現在完了形ですね。

 

さぁ、このhaveの品詞はなんでしょうか。この流れで  気づいているでしょうか。一応、時間をあげますよ。正解はこの後すぐ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、助動詞です。

 

でしょうね。この流れ。

 

各自辞書で確認してください。ちゃんと助動詞ですから。

 

はい、助動詞の後に過去分詞きていますね。

 

やっぱり「助動詞の後は動詞の原形」はウソです。

 

この完了形のhaveも私はhave助動詞」と呼んでいます。

 

これもあまり大きな声で言わない方がいいです。まだ一般に知られていません。

 

でも考えてみると、いわゆるwillcanのような助動詞やbe助動詞、have助動詞は共通点があります。

 

否定文にするときはどうしますか。

 

それらの語の後にnotをつけますね。

 

will notcan notis  not are nothave  notなどです。

 

疑問文にするときはどうでしょう。

 

willcanisarehave文頭に出しますね。

 

同じ仲間だという証拠はいくらでもあるのです。

 

3番目の例文に戻ります。

 

3番目の例文では、have助動詞のhave0.5過去分詞been0.5、合わせて1だから、セットで動詞とみなします。

 

こうして、ここにある3つの例文の下線部がセットで動詞(V)とみなすのは異論が無いと思います。

 

進行形や完了形をなんとなく動詞とするよりも、しっかりとした理論で動詞と言えるようになったと思います。