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2022年3月31日木曜日

五文型   第5文型 (S+V+O+C)

 

最後に第5文型です。

 

4つの例文があります。線を引いて、それぞれSVOCと書いてください。OCはイコール関係になっているのを確認しながら線を引いてみてください。あと、日本語訳がないので日本語訳も英文の横に書いてください。どうぞ。

 

 

 

 

 

 

4つとも第5文型です。

 

 

 

いいですか。

 

最初の例文から見ていきます。

 

日本語訳は、「あなたの笑顔は私たちを幸せにする」です。make A B (ABにする)

 

主語はYour smile動詞はmake目的語がusで、補語がhappyです。

 

目的語と補語がイコール関係ですから、be動詞を入れて意味が通るはずです。

 

We are happy.となって意味が通りますね。

 

usは目的語だったので目的格(I-my-me-mineの表の左から3番目)ですが、今回は主語なので主格(I-my-me-mineの表の一番左)にしています。

 

2番目の文です。訳は「彼はその犬をコロと名付けた」です。

 

Heが主語namedが動詞the dogが目的語Koroが補語です。

 

「その犬」=「コロ」というイコール関係です。be動詞を入れてみましょう。

 

The dog is Koro. 成り立ちますね。

 

3番目の例文です。

 

命令文です。隠れ主語(You)Callが動詞meが目的語Mikeが補語です。

 

訳は「私をマイクと呼びなさい」「私をマイクと呼んで」でもいいです。命令文というと「〜しろ」というイメージがありそうですが、ネイティブはそんな感じで使ってないです。

 

「私」=「マイク」というイコール関係がありますね。be動詞を入れてみると、I am Mike. となって成立します。

 

最後の例文です。Iが主語heardが動詞my nameが目的語calledが補語です。

 

この動詞heardは、54ページや65ページで学ぶ知覚動詞と呼ばれるものです。詳しくは、そこで勉強しましょう。訳は「私は私の名前が呼ばれるのを聞いた」です。「私は自分の名前が呼ばれるのを聞いた」でもいいです。

 

例文に戻ります。

 

「私の名前」=「呼ばれる」というイコール関係がありますね。be動詞を入れてみると、My name was heard. となり、「私の名前が呼ばれた」という受動態(受け身)の文が成立します。