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2022年4月13日水曜日

仮定法(20)(f) 仮定法の重要表現(3)②

 

If it had not been for~に進みましょう。先ほどのIf it were not forwere過去完了にしたバージョンです。

 

「~が無かったならば」という意味です。「~」の前に(あのとき)と書いておきましょう。

 

この文のifを省略して、hadを文頭に出した文が、=の横の文です。

 

さらに、but for~とwithout~も同じ意味です。

 

2番目の例文を日本語にしましょう。

 

 

 

 

仮定法過去完了は、過去の事実と反対の仮定でしたね。

 

 

 

 

「あなたの助けがなかったら、私は成功できなかっただろう」

 

実際には、助けがあったので成功した、ということです。

 

この文の下のスペースには書きかえを書いておきましょう。

 

= Had it not been for your help, I could not have succeeded.

= But for your help, I could not have succeeded.

= Without your help, I could not have succeeded.

 

仮定法過去完了ですが、but for~とwithout~は、仮定法過去完了かどうかは、判断できません。メインの文(主節)could+have+過去分詞で判断するしかありません。これも仮定法のサインです。