最後に補語(C)です。
補語は、他の語を補わないと意味をなさない、動詞を補足する言葉です。
どんな品詞が補語になれるかというと、名詞・代名詞、そして形容詞も補語になれます。
最初の例文は、(名詞が補語になっている)例です。「This 」と「pen」がイコール関係です。「これは〜です」の文で「〜」にあたる語を補わないと意味をなさないので、「〜」の部分は補語です。
2番目の例文は、(代名詞が補語になっている)例です。
3番目の例文は、(形容詞が補語になっている)例です。
4番目の例文は、名詞に相当する語である(動名詞が補語になっている)例です。
5番目の例文は、名詞に相当する句である(不定詞の名詞的用法が補語になっている)例です。
ここでまた注意点です。
先ほど目的語のところで、不定詞には「未来イメージ」、動名詞には「過去イメージ」がありますと説明しました。
これからすることについて表現するのが不定詞で、動名詞は、実際にやっていることや、やったことを表現します。
今回の例文の「私の趣味」はどうでしょうか。これは実際にやっていることですね。ですから、不定詞を使わない方がいいでしょう。例文を消してください。こんな感じです。
My hobby is to run.
その下に新しい例文を書いてください。
My dream is to be a doctor. (私の夢は医者になることです)
「私の夢」はこれからのことですね。まだ医者ではないので、これから医者になることが夢なのです。これは不定詞の「未来イメージ」とピッタリ重なります。
不定詞と動名詞の理解が深まりましたか。
次の例文に進みます。
6番目の例文は、名詞に相当する節である(名詞節が補語になっている)例です。
( )が小さいですけど、適切に書き込んでください。