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2022年4月13日水曜日

仮定法(11)(注意)仮定法過去と仮定法過去完了の混合②

 2つ目の注意の(   )にこう書いてください。先ほどの逆です。


Ifの方が仮定法過去で、主節が仮定法過去完了ということです。

 

条件節の方が、現在の事実と反対のことを仮定し、主節では、過去の事実と反対のことを仮定しています。

 

日本語訳は、そこに書いてある通りですが、今度は「~」の前に(今)、「…」の前には(あのとき)と書いてください。

 

「もし(今)~なら、(あのとき)…だったろうに」となります。

 

先ほどの後悔系に比べれば、少ない頻度です。

 

日本語訳どうぞ。

 

 

 

 

be動詞は、wereです。仮定法のサインです。

 

 

 

 

「もし彼がお金持ちなら、その子どもにたくさんのお金を与えただろうに」「あげただろうに」でもいいです。

 

もし彼が今現在お金持ちなら、あのときその子どもにたくさんのお金をあげただろうに、という話です。実際には、現在お金持ちではないので、あのときその子どもにお金をあげなかったということです。

 

(あのとき)お金持ちだったら」と仮定法過去完了の方が自然だし、理解しやすいと思いますが、「()お金持ちなら」と仮定法過去でもいいよね、ということです。