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2025年7月10日木曜日

関係代名詞(19)(d)関係代名詞でthatが好まれる場合 d-5② 79ページ①

 

 テキスト79ページです。2文を1文にしてみましょう。Step123です。どうぞ。

 

 

 

Step12つの文の中の同じ人やモノに〇をつけます。

 

 

 

 

 

 

〇は2つの文でそれぞれ1つずつ、合計2つ。今回はまったく同じ単語なのでそれを〇にしてください。

 

 

 

 

 

 

両方ともa good studentに〇をつけましたか? 2番目の〇は通常ですと代名詞ですが今回はちがいます補語になる場合のみを想定しています。Sheは主語ですからね。

 

 

Step22つ目の〇を関係代名詞に変えます。ここがポイントです。先行詞(student)が人の地位・職業を表しています。しかも2番目の文の中で〇は補語です。例の関係代名詞の表には補語の時は書いていませんね。そこでthatの出番です。

 

2つ目の〇、a good studentthatに変えておいてください。

 

 

Step3、「もう1つの〇の直後にStep2の関係代名詞をつける」です。

 

まず、1つ目の文を〇がくるまで書いて、関係代名詞をつけます。aは便宜的にtheに変えます名詞が関係詞節で修飾(説明)されるときは特定化、限定化されるのでaじゃなくてtheになるからです。

 

She is not the student that

 

 

それから(注意3、その後に2つ目の残りの文を続けます。

 

She is not the student that she used to be.

 

 

 

その下の(注意)を見てください。

 

非制限用法ではwhichが使われます。, that」の形は無いと前に言いましたね。それです。

 

日本語訳してみましょうか。どうぞ。

 

 

 

 

 

 

非制限用法ですから、頭から訳して「、(カンマ)」を何らかの接続詞として訳しましょう。「そして」か「しかし」か「というのも」くらいが候補です。

 

 

 

 

 

 

「彼女は良い医者です、しかし彼女の息子はそうではない」 今回の「,(カンマ)」は逆接的ですから「しかし」がいいですね。

 

非制限用法は直接的に先行詞を修飾(説明)しないので、先行詞は特定化、限定化されません。だから先行詞にはtheではなく、aがついています