Step1、2つの文の中の同じ人やモノに〇をつけます。
〇は2つの文でそれぞれ1つずつ、合計2つ。今回はまったく同じ単語なのでそれを〇にしてください。
両方ともa good studentに〇をつけましたか? 2番目の〇は通常ですと代名詞ですが今回はちがいます。補語になる場合のみを想定しています。Sheは主語ですからね。
Step2、2つ目の〇を関係代名詞に変えます。ここがポイントです。先行詞(student)が人の地位・職業を表しています。しかも2番目の文の中で〇は補語です。例の関係代名詞の表には補語の時は書いていませんね。そこでthatの出番です。
2つ目の〇、a good studentをthatに変えておいてください。
Step3、「もう1つの〇の直後にStep2の関係代名詞をつける」です。
まず、1つ目の文を〇がくるまで書いて、関係代名詞をつけます。aは便宜的にtheに変えます。名詞が関係詞節で修飾(説明)されるときは特定化、限定化されるのでaじゃなくてtheになるからです。
She is not the student that
それから(注意3)、その後に2つ目の残りの文を続けます。
She is not the student that she used to be.
その下の(注意)を見てください。
非制限用法ではwhichが使われます。「, that」の形は無いと前に言いましたね。それです。
日本語訳してみましょうか。どうぞ。
非制限用法ですから、頭から訳して「、(カンマ)」を何らかの接続詞として訳しましょう。「そして」か「しかし」か「というのも」くらいが候補です。
「彼女は良い医者です、しかし彼女の息子はそうではない」 今回の「,(カンマ)」は逆接的ですから「しかし」がいいですね。
非制限用法は直接的に先行詞を修飾(説明)しないので、先行詞は特定化、限定化されません。だから先行詞にはtheではなく、aがついています。