11ページに進みます。五文型のひとつひとつを勉強していきましょう。
まずは、第1文型です。主語と動詞からなる文です。テキストに6つ例文があります。それぞれ、主語だと思うものに線を引きSと、動詞だと思うものに線を引きVと書いてください。さぁ、どうぞ。
第1文型なので、SとVだけですよ。OやCはありません。和訳があるので参考にしても構いません。
それでは、ひとつずつ見ていきます。
最初の例文は、Iのところが主語(S)です。swimが動詞(V)です。
「〜は」が主語で、日本語で最後にくるのはたいてい動詞ですね。このように英語と日本語では語順が違うので、文法をしっかり勉強しないと理解できないのです。
例文に戻ります。
in the seaは、前置詞プラス名詞で、動詞swimを修飾する副詞句になっていますね。every summerも同じです。副詞句です。
このように「場所」と「時間」なら、「時間」の方が後ろにきます。ネイティブの感覚では「場所」より「時間」の方が重要で、重要なものは最後にきます。
2番目の例文は、Tomが主語です。is runningがセットで動詞です。isがbe助動詞ですね。in the parkは副詞句です。
3番目の例文は、Weが主語で、areが動詞です。このareは助動詞ではなく、動詞です。テキスト4ページのbe動詞のところで学んだように、「いる・ある」と訳せるbe動詞は第1文型確定です。
その後のhereは副詞なのでカット、to study Englishは不定詞の副詞的用法なので副詞句でこれもカットです。
そうすると、大事な要素である主語と動詞だけが残り、第1文型となります。
4番目の例文に進みましょう。文頭にあるからといって、Thereを主語にしてはいけません。これは副詞です。主語は名詞か代名詞しかなれません。
副詞が文頭にくると、主語と動詞が倒置するのです。中学でも意外と難しいことやってるんです。ただ、倒置だよと教わってないだけです。
それでは主語は何でしょうか。訳してみればわかります。「〜は」「〜が」が主語なので、a penですね。
動詞は、isです。これも「いる・ある」と訳せるbe動なので第1文型確定です。
on the deskが副詞句でカットです。
次は5つ目の例文です。Heが主語、studiesが動詞です。hardは副詞でカットです。
最後の例文に進みましょう。Downは副詞です。4番目の例文と同じで、主語と動詞が倒置しています。
本来は、The rain came down.という語順です。これなら、The rainが主語で、cameが動詞だとわかりやすいですね。
ただ、わかりにくくして受験生を混乱させるのが受験英語なので、慣れてください。