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2022年3月31日木曜日

基本時制    (c)未来時制  c-3 be going to

 

c-3 be going toです。willと同じと習ったかと思います。長文読解であれば、そこまで差を意識しなくても読めるのですが、文法問題では区別ができないと間違える問題もあります。

 

be going toは、前々から計画していることや理由があって未来に起こりそうなことを表します。

 

例文をみてください。まずは訳してみましょう。どうぞ。

 

 

 

 

 

 

2つとも訳してください。

 

 

 

 

 

 

 

まず一つ目の例文です。「私は明日彼に会う予定です」くらいでいいでしょう。「会うだろう」とかでもいいです。

 

これは前から計画していることです。きっと1週間くらい前から会う約束をしていて、明日会うのでしょう。

 

「計画」がbe going to で進行している感じがしませんか。そして、それが未来に向かっているのです。

 

こういったネイティブのもつ感覚は、私たちが思うよりシンプルでわかりやすいのです。私たちも共感できるレベルだと思いますよ。

 

willは、「意志」を表すので、今の気持ちが表現されます。

 

例えば、ハンバーガー屋さんへ行って、今注文したいものを頼むとき、

 

I will  take  a cheeseburger, please.

 

のように言います。これを、

 

I am going to take a cheeseburger, please.

 

のようにはあまり言わないでしょう。1週間前からチーズバーガーを食べたくて計画して、今ハンバーガー屋さんで注文するなんてことはあるかもしれませんが、それでもよりシンプルなwillの方が使われるでしょう。

 

今の「意志」ですから。

 

二つ目の例文に進みます。

 

「雨が降りそうです」

 

天気・天候のitは、特に訳しませんね。「雨が降るでしょう」とか「雨が降るだろう」でもいいですよ。

 

これは、雨雲が空に広がっているとか、こちらに近づいているという理由、根拠があって「雨が降る」と言っているのです。

 

そういう意味では、「雨が降りそうです」という訳はピッタリだと思いませんか。

 

雨雲が、こちらに向かって進行しているイメージが湧くと思います。