3番目の例文にいきましょう。日本語訳どうぞ。
主語がitは、天気・天候のitで訳しませんよ。
「もし今日が寒くなかったら、海で泳ぐことができたのに」「泳げたのに」でもいいです。助動詞couldの意味を入れてください。
先ほどの仮定法過去のところで、前半部分を「今日が寒くなかったら」のようにしても日本語としては問題ない(むしろ自然なことも多い)と言いましたが、今回の仮定法過去完了の訳を見ればわかりますね。まったく同じで、区別がつきません。
あえて区別するのは、理解を深めます。ただし、和訳しなさいという問題なら、自然な良い日本語が最優先ということは忘れないでください。
=の文を見てください。仮定法過去完了は、過去の事実と反対のことを仮定しているので、実際は真逆です。過去形でかつ仮定法の文が肯定なら否定、否定なら肯定になっています。
「今日は寒かった、だから私たちは海で泳ぐことができなかった」