14ページを開いてください。基本時制の勉強を始めます。
時制は、みなさんが何となく知っていて、何となく問題を解いている分野ナンバーワンではないかと思います。
ここで完全に理解して、自信をもって問題に取り組めるようにしましょう。
それでは、始めます。
英語では、動詞の形を変えたり、助動詞を使ったりして現在・過去・未来を表します。
まず、(a)現在時制から見ていきます。
現在の状態や習慣を表しますが、「現在」と聞くと「今」と同じ感じがするので、誤解が生じやすい部分です。
( )に入れてください。
(ポイントは「昨日も今日も明日も」)
空いているスペースにこう書いてください。
実は、現在時制の守備範囲は広く、過去も現在も未来も表すことができます。
例文を見てください。
「私は毎朝7時に起きます」
「昨日」も7時に起きて、「今日」も7時に起きて、きっと「明日」も7時に起きるのです。
「私は函館に住んでいます」
「昨日」も函館に住み、「今日」も函館に住んで、きっと「明日」も函館に住んでいます。
「引っ越すかもよ」とか言わないでください。引っ越しませんので。
最後の例文は、誰も文句言えないと思います。
「昨日」も地球は太陽の周りを回り、「今日」も地球は太陽の周りを回り、きっと「明日」も地球は太陽の周りを回ります。
このように「昨日も今日も明日も」するようなことは現在形で表せばいいのです。
We go swimming in the sea every summer. (私たちは、真年夏に海に泳ぎに行く)
こんな時は、「去年も今年も来年も」というように考えてくださいね。
すると、
I play basketball every week. (私は毎週バスケットボールをする)
これは「先週も今週も来週も」です。