第2文型に進みましょう。
7つ例文があります。主語(S)、動詞(V)、補語(C)を書いてみてください。
第2文型なので、目的語(O)はありません。大丈夫ですか。
それでは、ひとつずつ見ていきます。
最初の例文は、Youのところが主語(S)です。lookが動詞(V)、happyは補語(C)です。
「あなた」=「幸せ」というイコール関係がありますね。
動詞をbe動詞に入れ替えて意味が通るか考えてみるのも補語を見つける一つの方法です。
というのも、テキスト4ページのbe動詞のところで「です・ます」と訳すbe動詞は補語を必要として、第2文型確定だと勉強しましたね。
2番目の例文は、Heが主語です。isが動詞です。a baseball playerが補語です。playerだけ補語にしても良いですよ。一語だけ書けという問題なら、playerですから。「彼」=「選手」というイコール関係です。
もちろん、「彼」=「野球選手」でも良いです。
3番目の例文は、Heが主語で、remainedが動詞です。silentが補語になります。
remainedをwasに入れ替えても意味が通るので、「彼」=「黙っている」のイコール関係です。
4番目の例文に進みましょう。文頭にあるからといって、Impossibleを主語にしてはいけません。これは形容詞です。主語は名詞か代名詞しかなれません。
これも倒置です。これは、ある生徒のTシャツに書かれていた英語を見て、「うわ、倒置じゃん」と思ったので紹介しました。
元々の文は、Nothing is
impossible.です。
だから主語はnothingですね。動詞は、isです。これは「です・ます」と訳せるbe動詞なので第2文型確定です。補語が必要です。
形容詞Impossibleが、補語になります。
nothingは、訳が難しいですね。日本語には無い感覚です。「何も無いもの」というように訳すしかありません。
「何も無いもの」=「不可能」というイコール関係です。そこから「不可能なものは無い」という訳になります。
次は5つ目の例文です。The problemが主語、isが動詞です。このisは「です・ます」と訳せるbe動詞なので第2文型確定です。補語が必要です。
補語はif以下全部です。補語が必要なときの、このifは「〜かどうか」と訳します。補語になる名詞節をつくります。(目的語になるときもそうです)
「問題」=「明日晴れるかどうか」というイコール関係です。
6つ目の例文は、Sheが主語で、keptが動詞、cryingが補語です。
動詞keptをwasに置き換えると、She was crying.となって意味が通ります。
「彼女」=「泣いている」というイコール関係になっています。
最後の例文に進みましょう。The doorが主語で、keptが動詞、closedが補語です。
動詞keptをwasに置き換えると、The door was closed.となって意味が通ります。
「ドア」=「閉じられた」というイコール関係になっています。