次はseeです。
これは重要です。意味は「見える」です。「見る」ではありません。
「見る」はwatchとかlook at〜を使います。
例文で説明します。
We see Mt. Fuji from here.「ここから富士山が見える」
私たちはここから「昨日も富士山が見えて、今日も富士山が見えて、きっと明日も富士山が見える」でしょう。だから進行形にしません。
それに比べて、
I am watching a movie. 「私は映画を見ている」
だと、「昨日も今日も明日も」ではありません。だから進行形になります。
この2つを比べてみると、進行形になる動詞とならない動詞の区別がつきやすくなります。
進行形にならないで、現在形で十分な動詞は、「そうしたくなくても、そうなってしまう」動詞です。北海道弁で言うと「そうしたくなくても、そうささっちゃう」動詞です。
先ほどの富士山の例文で言えば、富士山を見たくなくても見えちゃうのです。
一方映画の例文では、見たくなければ見なければいいのです。違いがわかりますか。
嫌ならやらなくてもいいのが、進行形になる動詞です。やらなくてもいいのに、逆にやるというのは「意図的」という部分に合致します。
seeの例外いきます。
seeを「会う」と訳すときは進行形にできます。
I am seeing my teacher tomorrow.「私は明日先生に会います」
先生に会いたくなければ会わなくてもいいのですから、それでも会うというのは「意図的」という言い方ができます。