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2022年4月21日木曜日

受動態(36)能動態の作り方 47ページ③

 

3つ目の例文です。

 

Step 1   byの後の語を主語にする。

 

byがありません。ここで注意点です。

 

(注意2)by~がない時は、WeYouTheyを主語にする。動作主に自分が入っているならWe、あなた(目の前の人)が入っているならYou、それ以外はTheyにする。

 

動作主とは、その動作をする人です。今回で言うと、speak「話す」人です。もっと具体的には、英語を話す人であり、文脈からオーストラリアの人ということです。

 

つまり、この文を話す(または書く)人がオーストラリア人ならWe(「オーストラリアでは、私たちは英語を話します」ってこと)、この文を話す(または書く)目の前の人がオーストラリア人ならYou(「オーストラリアでは、あなたたちは英語話すんでしょ」ってこと)、それ以外はThey(「オーストラリアでは、彼らは英語話すんだよ」ってこと)にします。

 

おそらく「あなた」はオーストラリア人ではないし、「私」もオーストラリア人ではないので、主語はTheyになります。

 

 Step 2  動詞をつける。

 

(注意3)受動態の過去分詞を動詞にする。

 

過去分詞が、spokenなので動詞はspeakです。

 

(注意4)be助動詞で現在形か過去形を判断する。

 

受動態の文のbe助動詞はisなので、現在形のspeakです。

 

 Step 3  元の文の主語を目的語にして、動詞の後ろにつける。

 

元の文の主語は、Englishです。能動態では、動詞の後ろで目的語になりますね。

 

ここで注意点です。

 

(注意6)元の文にその他の単語があるなら、その後につける。

 

in Australiaがあるので、最後につけましょう。