①の名詞のところです。「モノの名前」と書いてあります。名詞とはモノの名前です。
「ペン」や「犬」や「水」は、モノの名前ですね。モノには「1本のペン」、「2匹の犬」のように数えられるものと、「水」のように数えられないものがあります。
数えられる名詞を可算名詞、数えられない名詞を不可算名詞と言います。( )に書いてください。
可算名詞は「数えられる」ので、複数形になります。例にある、bookはbooks、appleはapples、dictionaryはdictionariesのようにs(es)をつけて複数(2つ以上)を表します。
もちろん、数えられるということは、1つの場合もあります。そんなときは、a(an)をつけます。a book、an apple、a dictionaryとなります。
つまり、「可算名詞(数えられる名詞)はa(an)やs(es)がつく」と言い換えてもいいでしょう。
中には、peopleやpoliceのように、s(es)をつけなくても複数を表す単語もあります。
単複同形といって、単数形と複数形の形が同じという英単語もあります。sheepやcarpなどです。
プロ野球ファンであれば、一度くらい疑問に思ったことがあるかもしれません。阪神はTigers、西武はLions、日ハムはFightersとみんなsがついているのに、広島だけはCarpといって、sがついていません。
理由がこれです。carpは単数もcarp複数もcarpなのです。だから、sがついていなくても複数を表しているのです。