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(c)は「節」です。「節」は、主語・動詞が入っている2語以上の語が集まって、名詞や形容詞、副詞の働きをします。
c-1 名詞節から見ていきます。その名の通り、名詞の働きをする節です。名詞の働きなので、「主語・目的語・補語」になります。( )にそれぞれ書いてください。
最初の例文を見てください。下線部の中に主語Tomと動詞isが入っています。だからこれは「節」です。
そして、下線部全体として文の長い主語になっています。動詞はtrueの前のisで、trueは補語になって主語とイコール関係になっています。
この文は主語が長すぎて、あまり一般的ではありません。普通は、It is true that Tom is from Canada.のように、仮の主語Itを使います。例文の下にでも書いておいてください。
受験英語は、みなさんを混乱させて得点差をつけるのが目的ですから、こんな変な文もたまにでてきます。準備しておいてください。
That以下の節が主語になっています。主語は名詞・代名詞しかなれないのだから、この節は名詞節となるのはいいでしょうか。
次の例文では、下線部は動詞believeの後にきて目的語になっています。「トムがカナダ出身だということ」を「私は信じている」のです。
that以下の節が動詞believeの目的語になっています。目的語は名詞・代名詞しかなれないのだから、この節は名詞節となります。
最後の例文では、下線部は動詞isの後で補語になっています。主語The truthとthat以下の節は、イコール関係になっていますね。「真実」=「トムがカナダ出身だということ」です。