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2022年3月30日水曜日

8品詞  名詞 【働き】

 

次に【働き】のところに注目してください。

 

私は、それぞれの品詞の【働き】を重要視しています。ここがわかれば英文法の理解がグッと進みます。

 

そこの(   )には、「主語 目的語 補語」と入れてください。

 

主語、目的語、補語は、後で五文型のところで詳しく話しますが、今から簡単に説明するので、テキストの空いているスペースに書いてください。

 

 

主語は、主に文頭で「〜は」「〜が」

目的語は、動詞の後ろで「〜に」「〜を」

補語は、主語とイコールか目的語とイコール

 

 

主語の横の最初の例文は、名詞Tomが主語になっている例です。ちなみに主語になれるのは、今学んでいる名詞と、このあと学ぶ代名詞だけです。これ、重要です。

 

2番目は、名詞Tomが動詞sawの目的語になっている例です。目的語になれるのも、主語と同じで名詞と代名詞だけです。これも重要です。

 

最後は、名詞Tom(Tom’s)が補語になって、主語(This pen)とイコール関係になっています。

 

このように同じ名詞でもいろいろな働きがあります。そして、その単語が置かれる場所によって意味が変わります。

 

英語には、日本語における「~は」の「は」とか「~を」の「を」にあたる語がありません。だから、その単語が置かれる場所によって「は」をつけたり、「を」をつけたりしなければなりません

 

これが文法です。文の決まりです。

 

「決まり」がわからなければ、文が読めません。そのために文法を学ぶのです。